現場監督|大塚断熱工業株式会社

冬場に水道管を通っている水が凍結してしまわないよう、水道管の表面に保温材を巻きつけ冷たい外気を遮断することによって水の凍結を防ぎます。
冷たいものが入っているタンクなどは、特に夏場結露して不衛生になってしまうので、タンクの表面に保温材を巻きつけ、暖かい外気とタンク表面の冷気を遮断することによって結露を防ぐ。それとともに、内部の冷たいものを冷たいまま保存しておける。

高温の状態じゃないと固まってしまうオイルなどを、何百メートルも配管の中を通したい時には、配管を何百メートル全て保温材で包んで、オイルが配管を通る間に放熱して冷めてしまうのを防ぎます。熱くても冷たくても各種の器の中のものの温度を、保ちたい温度に保つというのが我々の業務です。

監督者の一日の流れを紹介します。

・AM 8:00 ラジオ体操、朝礼
その日の作業内容を職人たちに詳しく伝え打ち合わせします。

・AM 8:15 客先着工許可確認
作業現場、作業現場にある設備は全てお客様のものなので、その中でその日の仕事をさせて頂く許可をとります。

・AM 8:30 作業開始
職人を現場に連れて行き、施工範囲、工事仕様、安全注意事項等を再度確認して作業スタートです。

・AM 10:00～10:30 職人達が休憩しに詰所に戻ってくる
休憩に帰ってきた職人たちと談笑しつつも、休憩明けの段取り、足りない材料はないか、その作業は後どのくらいの時間で終わるか等を確認する。

・AM 11:00 書類作成
次の日の作業許可書、安全書類等を作成、提出。

・PM 0:00～1:00 職人達が昼休みに戻ってくる

・PM 1:00 午後の作業開始

・PM 2:30～3:00 工程会議
お客さん、他業者が一堂に会して、翌日の作業内容を発表し、作業内容を調整する。

・PM 3:00～3:30 職人達が休憩に戻ってくる
10時の休憩と同じような感じ。この時点で今日の工事進捗を予想して、明日の予定を立てる。

・PM 4:30～5:00 一日の最終確認
片付け・清掃の確認。現場作業終了。

エリアマネージャーですが、現在当社では主に大阪地区、中部地区、関東地区で仕事をさせてもらっています。各地区のどの現場に職人が何人必要か、お客様との取引、宿の手配、材料の調達等、職人に任せるとその職人の本業がおろそかになるので、現在は社長が一人で各地を飛び回っている状況です。その役割の一部を現地にいる現場監督に担ってもらおうと考えております。

当然一人の重荷になるような負担にはしません。社長も動きます。ちなみにここまで来ると自然に立場は経営者サイドになります。